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​稲藁床

inawaradoko

​表替え価格 + 7,000円(税抜)

藁(ワラ)を何層にも重ね、厚さ40cmほどもある藁を約5cmまで圧縮して作られています。稲作文化の日本人の知恵が詰まった床材で、従来の日本の建築物や気候に適しています。

​良い点 

​・藁は呼吸をします

藁床は吸湿・放湿をして、お部屋を適度に調湿します。上質な藁床は耐湿耐久性に優れています。

​・藁はストロー

藁はストローのように穴が空いています。そのため中に空気を蓄えることができ、保温効果があります。

またその構造上、表替えなどで何回縫っても復元します。まさに柔能く剛を制すです。​

​・足触り、踏み心地

​稲藁の層には適度に空気があります。そのため建材床では再現できない独特な踏み心地があります。

​悪い点

​・高気密住宅との相性

​近年の住宅は高気密ですので、季節によっては湿気がこもりがちになります。そうすると畳の放湿機能が働きにくくなり、天然素材である藁床は建材床に比べるとカビやダニが発生しやすいと言えます。その場合、除湿機を用いたり、こまめなお掃除が必要です。

​・初期費用が高めです

藁床は建材床に比べて価格が高くなります。しかし耐久性に優れた藁床は、丁寧にメンテナンスしてあげると​結果的に経済的な場合もあります。

建材床

​(厚いタイプ)

kenzaidoko

​表替え価格 + 5,000円(税抜)

​稲藁を全く使用せずインシュレーションボード(木質繊維などを固めたボード)やポリスチレンフォームなどを組み合わせて作られた畳床です。

​良い点 

​・初期費用が抑えられます

​一般的に建材床は藁床に比べて価格が安く作ることができます。

​・断熱効果が高い

​ポリスチレンフォームに断熱効果があります。

​・ダニの発生率が低い

​化学物質で作られているため、ダニなどの害虫が寄生しにくいとされています。

​悪い点

​・耐久性

​稲藁床とは違い、表替えなどで出来た縫い穴がそのまま残るので、張替えを重ねていくと欠けてしまったりします。

​・クッション性

インシュレーションボード、ポリスチレンフォームともにクッション性はない素材のため、稲藁床に馴れた方には硬く感じられることもあるかもしれません。​その場合は上面にクッション材を付けることもできます(オプションとしてプラス1000円かかります)。

​・調湿性

​稲藁床とは違い、呼吸をすることはないため部屋の調湿効果は期待できません。

建材床

​(薄いタイプ)

kenzaidoko

​表替え価格 + 6,500円(税抜)

​薄く作るために、反り返りに強いプログレンボードで作られた畳床です。

​良い点 

​・薄く、軽量です

​通常の畳の厚さの約4分の1ほどの厚みで仕上げることができるので、重量も軽く、持ち運びが楽にできます。​

​・フローリングのお部屋に

​普段はフローリングのお部屋でも、簡単に畳を設置できます。厚さも薄いので収納もしやすいです。

​・ダニの発生率が低い

​化学物質で作られているため、ダニなどの害虫が寄生しにくいとされています。

​悪い点

​・耐久性

​その薄さ故、耐久性に難があります。使用状態によっては表替えなどの張替えができない可能性があります。

​・価格が高めです

​特殊な素材を使うため価格が高くなります。また耐久性が低いため、長期使用をご希望の方にはあまり経済的とは言えないと思います。

​・クッション性

芯材にあたるプログレンボードはクッション性はない素材のため、稲藁床に馴れた方には硬く感じられることもあるかもしれません。​その場合は上面にクッション材を付けることもできます(オプションとしてプラス1000円かかります)。

​・調湿性

​稲藁床とは違い、呼吸をすることはないため部屋の調湿効果は期待できません。

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